GSIX CLINIC 高輪医院 銀座

CPC(細胞培養加工施設)

TOP / CPC(細胞培養加工施設)

高度な幹細胞培養技術で
リバースエイジングを
あなたにお届け

培養される幹細胞および有効なエクソソーム採取のポイント

パートナー企業である㈱医道メディカル(東京大学社会連携講座 開設企業/順天堂大学医学部共同研究講座 開設企業)CPCの高度な幹細胞培養技術でリバースエイジングをあなたにお届けします。

培養される幹細胞の
ポイント

  • 培養過程での老化因子除去
  • 低酸素培養の酸素濃度
  • 幹細胞の質と量を、
    基準に即して計測

超低酸素培養

超低酸素培養(hypoxic culture)は、幹細胞を含む細胞を、その細胞が体内で経験するより自然な酸素濃度で培養する技術です。体内の多くの組織では、酸素濃度は大気中の約21%よりもずっと低く、約1%から7%の範囲です。この条件下で培養された幹細胞を用いた再生医療には、以下のような利点があります。

超低酸素培養の特徴
幹細胞の機能の向上

超低酸素条件は、幹細胞の自己複製能力と多能性を維持するのに役立ちます。これにより、細胞の質が向上し、治療に使用される際により効果的な結果が期待できます。

細胞の生存率の向上

超低酸素培養は、移植後の細胞の生存率を向上させることが示されています。これは、低酸素環境が細胞の酸化ストレスを減少させ、アポトーシス(細胞死)を抑制するためです。

炎症反応の軽減

超低酸素で培養された細胞は、移植後の炎症反応を軽減することが示されています。これは、これらの細胞が炎症を促進する因子の放出を減少させる傾向があるためです。

細胞分化の制御

超低酸素条件下での培養は、特定の細胞型への分化を促進または抑制することができます。これにより、特定の治療目的に合わせて、より特化した細胞を生成することが可能になります。

移植細胞の機能改善

超低酸素で培養された幹細胞は、移植後に標的組織での統合と機能の向上を示すことがあります。これは、これらの細胞が新しい環境に適応しやすく、組織修復においてより効果的に機能するためです。

安全性の向上

超低酸素培養は、細胞の遺伝的安定性を維持するのに役立つ可能性があります。これは、高酸素条件下での培養がDNA損傷を引き起こす可能性があるのに対し、低酸素条件がそのリスクを減少させるためです。

温熱培養

幹細胞培養における温熱培養法は、細胞を特定の高温条件下で培養することによって、細胞の特性や機能を調節する技術で下記の特長があります。

温熱培養の特徴
分化能の調節

特定の温度条件下での培養は、幹細胞の分化運命に影響を与えることが示されています。温度変化によって特定の細胞分化経路が促進されます。

増殖率の増強

一部の細胞は、異なる温度条件下で増殖率に変化を示すことがあります。これを利用して、細胞の増殖を促進することができます。

MISEV2023基準

MISEV2023は、エクソソームおよびその他の小胞体に関する研究と臨床応用における最新のガイドラインです。これらのガイドラインは、エクソソームの分離、特性評価、およびその応用に関する標準的な方法論を提供し、エクソソーム研究の質を向上させることを目的としています。当CPCで製造する臍帯ウォートンジェリー由来エクソソームを用いた治療は、再生医療の分野で注目されており、MISEV2023に準拠することで、その安全性、効果、および信頼性がさらに向上します。以下に、MISEV2023に準拠した臍帯ウォートンジェリー由来エクソソーム治療の利点を挙げます。

MISEV2023基準の特徴
標準化された品質管理

MISEV2023に準拠することで、エクソソームの分離、純化、および特性評価に関して高い品質基準が確立されます。これにより、治療に使用されるエクソソームの一貫性と再現性が保証され、患者への安全性と効果が向上します。

安全性の向上

エクソソーム治療における安全性は最優先事項です。MISEV2023ガイドラインに準拠することで、潜在的な汚染物質の除去、遺伝物質の安定性の確認、および免疫原性の低減など、安全性に関する厳格な基準が適用されます。

効果の最大化

MISEV2023は、エクソソームの生物学的特性とその機能的活性に関する深い理解に基づいています。臍帯由来エクソソームの特定のターゲットへの適用により、治療効果を最大化するための戦略を立てることができます。

臨床応用への道のり

MISEV2023に準拠した研究は、エクソソーム治療の臨床試験への移行を容易にします。ガイドラインは、臨床前研究から臨床試験への移行に必要なデータと安全性の基準を提供し、治療の承認プロセスを加速させることができます。

透明性と再現性

MISEV2023に基づく研究は、方法論の透明性を確保し、他の研究者が結果を検証しやすくなります。これは、科学コミュニティ全体での知識の共有を促進し、エクソソーム治療の分野での進歩を加速します。

多様な治療可能性

臍帯WJ由来エクソソームは、その抗炎症性、促進修復性、および免疫調節性の特性により、多様な疾患の治療に応用可能です。MISEV2023に準拠することで、これらのエクソソームの潜在的な治療効果を最大限に引き出し、より広範な臨床応用へとつながります。