
SFMT治療-腸内微生物移植法-
健康な
腸内フローラを移植し
腸内細菌のバランスを
回復する治療法
菌体移植とは?
菌体移植(Sophisticated Fecal Microbiota Transplantation,
SFMT)は、10代の健康なスーパードナーの腸内フローラを腸に移植し、腸内細菌のバランスを回復する治療法です。
特に抗生物質によって腸内細菌のバランスが崩れた肥満・るい痩・有病者に効果があるとされています。
菌体移植の適応症
- 肥満・るい痩
- 腸管感染症(CDI)
- 過敏性腸症候群(IBS)、炎症性腸疾患(IBD)例:潰瘍性大腸炎など
- 若返り
- 自閉症、発達障害
- アレルギー自己免疫疾患
菌体移植の
メリット
高い治療効果
ある種の腸管感染症は95%以上の成功率を示しています。
抗生物質による治療に比べ、再発率が低く、特に再発性の患者に対して非常に効果的です。発達障害や様々な疾患に対しても驚異的改善率を出しています。
自然な腸内環境の回復
健康なスーパードナーからの腸内細菌が移植されることで、腸内フローラ(腸内細菌叢)の多様性が回復し、自然なバランスが取り戻されます。
これにより、腸内の免疫機能、他様々な機能が強化され、腸および心身の健康状態が向上します。
抗生物質の代替
抗生物質の乱用や使用による耐性菌の増加が問題となっている中で、菌体移植は抗生物質の代替となり、耐性菌のリスクを減少させることが期待されます。
安全で持続的な効果
菌体移植は、自然由来の治療法であり、副作用が極めて少ないため、他の治療法に比べて安全性が高いとされています。
治療後も長期にわたる効果が持続するケースが多く報告されています。
多様な疾患への可能性
最近の研究により、菌体移植が過敏性腸症候群(IBS)、炎症性腸疾患(IBD)、さらに自閉症スペクトラムや糖尿病、肥満、アンチエイジング、リバースエイジングなど、さまざまな疾患の症状改善にも有効である可能性が示されています。
生物学的年齢の数値化が可能
- Sirt1(サーチュインワン)
- テロメア
- フェノエイジ
上記治療前後で採血をし、数値でも確認いただけます。
治療の出し手と受け手が共有の効果判定ができる画期的システムです。
菌体移植の今後の可能性
新たな応用
腸内細菌の影響は、メンタルヘルス、アレルギー、代謝疾患などにも深く関与している可能性が高いことが多くの論文で証明されています。
研究の進展
注腸菌体移植の適応範囲を広げるための臨床研究が続けられており、ダイエット・アンチエイジング及び多くの疾患に対する治療法として成果をあげています。
菌体移植の手順
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診 察
医師による診察
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乳酸菌
マッチング
検査健康で感染症リスクのないスーパードナーの腸内フローラの有益菌のみを選び培養します。(約4週間)
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菌体準備
菌体を生理食塩水と混ぜ、液体にします。
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移植
高圧浣腸 or 経口カプセルなどの方法で移植します。
SFMT治療
-腸内微生物移植法-
症状や治療目的に応じて診察時にご相談いたします。